カーコーティングの種類
カーコーティングには、主に油脂系コーティング(ワックス)、樹脂系コーティング(ポリマー)、ガラス系コーティング(ポリマー×ガラス繊維)、ガラスコーティング(硬化型ガラス繊維)などの種類があります。最近ではセラミックなども普及してきています。コーティング剤の種類と特徴
● 油脂系コーティング(ワックス)
独特の光沢感と撥水性、DIYしやすい、価格が安い、熱に弱い、雨などで流れる、1週間~1ヶ月程度持続● 樹脂系コーティング(ポリマー)
ワックスより持ちが良い、DIYしやすい、施工時間が短い(2時間程度)、熱により劣化したりかんたんに剥がれる、3ヶ月~6か月程度持続● ガラス系コーティング(ポリマー×ガラス繊維)
ガラス繊維が含まれていることで樹脂系コーティングより防汚性・光沢性・持ちが良い、ディーラーコーティングに多い、6か月~1年程度持続● ガラスコーティング(硬化型ガラス繊維)
ガラス被膜が硬化するため熱や雨に強い、防汚性・光沢性が優れている、持続期間が長い、施工が難しい、酸性系の溶剤に弱い、比較的高価、3~5年程度持続ガラスコーティングのメリット
ガラスコーティングのメリットとしては、やはり持続力と耐久期間の長さ、そして何より美しい見た目です。
一般的には3~5年といわれていますが、使用状況やメンテナンスによっては5~10年程度持続することもあります。
1度施工すれば、熱にも強く、小傷や紫外線などによる色あせを防ぎ、高い撥水効果で洗車やメンテナンス、時間や労力においてもかなり短縮できることから、維持が圧倒的に楽になります。
さらに傷や汚れから守られたボディや美しい見た目は、売却時の査定額がアップするなどのメリットがあり、場合によっては相当な差がつくケースもあります。
ガラスコーティングのデメリット
一番のデメリットは施工料金が比較的高額であるということです。店舗などによって料金に大きく差があり、高額なプランでは50万円を超えるケースもあります。無駄な出費とならないように、使用状況や環境を見極める必要もあります。
またワックスなどと違い、ガラスコーティングはDIYでは難しく、手間も時間もかかり、失敗のリスクも大きいことがあげられます。絶対に無理とは言いませんが、仕上がりの差を考えると難易度が高いわりに、メリットが半減するなど、基本的にはプロに頼んだ方が良い施工といえます。
維持費などまでトータルで考え、ガラスコーティングのメリットを考えるとコストパフォーマンスは非常に良いと言えるので、まずはプロに相談することが大切です。
なぜカーコーティングは専門店が良いのか
カーコーティング費用の相場